
真空成形
次に説明するこの製法は、先ほど説明したプレス製法よりも大量生産には向かないものの、この製法ならではの特徴もあるので、こういった生産業の中では欠かすことの出来ない製法の一種です。
どういった方法で製品を作り出すかというと、柔らかくした原材料を金型に密着させておいて、それを真空状態にすることで材料を金型の形にする、というもので、真空ポンプで空気を吸い上げることで、余分な空気がなくなり材料は金型に沿うように変形していくのです。
この製法は、こういった行程で生産されることで、非常に優れた特徴を持っており、それは丸みを帯びた形状の製品や、プレス製法では作る事の難しい円状のものの生産に、非常に向いているのです。
この製法はプレスのように圧力をかけるのではなく、真空状態にすることで材料を変形させていくので、無理に圧をかけて作ったのではなく、自然な丸みのある製品が作る事が出来るのです。ですのでこういった円状のものを作る事に非常に優れているほか、型に圧力をかけて生産するプレス製法では難しい透明のものを生産することにも適しています。
そしてプレス製法に比べ、初期費用が抑えられるというのも大きな魅力で、この製法を取り入れている工場も多くなっているということです。